体たらくなボクのお金日記

お金に関するIQをブログを書きながら上げていきたい。そんなボクが自己資金を溶かしながら体当たりで投資を学ぶ。とりあえず超弩級の初心者なので間違えて解釈しているところは広い心で笑ってやってください

【第1回】為替ってなんだろう?

 前回のブログでは株価を左右する18の要素について書きました


今日から18個の要素の中の「為替」について何回かに分けで基礎から勉強していきたいと思いますよ。参考図書はこちらになります

 

為替ってなんだろう?  

為替とは、「現金を送ることなく金融機関を通してお金の支払や受取をすること」です

例えば、電気代の支払いとかは直接電力会社にお金を送ることはないですね?これが為替です。日常の生活の中に為替は密接に関わっているんですね

為替には2種類ある

為替には2種類あります。

  1. 内国為替:日本国内でのお金のやり取り
  2. 外国為替:外国とのお金のやり取り

の2種類です。

この2種類のうち、一般的なニュースで見聞きするのが「外国為替」の方です

ぼくらは海外旅行に行った際に日本円で買い物をすることは出来ないですよね。日本円を現地の通貨に替えることが必要です。その際に使われるのが「外国為替相場(為替レート)」です

 

円高/円安ってなんだろう?

よくニュースで、「今日の為替市場は1ドル○○円の円安相場となりました」というような「円安/円高」というワードがよく出てきます。この円安/円高ってなんでしょうか?

 

これは円の"価値"が他の通貨と比べて下がったか/上がったか?と言い換えることが出来ます

 

例えば、アメリカのコーラ1本が100円で買えたとしましょう。しかし為替レートが動いて1本80円で買えるようになったとします。その場合少ないお金で同等の価値のコーラが買えるようになったので、円の価値が上がった=円高になったといえます

 

逆に1本100円のコーラが、為替レートが動き、120円出さないと買えなくなったとします。この場合は、100円で買えたのに120円出さないと買えなくなった、つまり円の価値が下がった=円安になった。となります

 

まとめると、、、

  • 円の価値が上がる→ドルの価値が下がる(円高・ドル安)
  • 円の価値が下がる→ドルの価値が上がる(円安・ドル高)

といえます

 

円高・円安は消費者/企業にとってどんなメリットがあるのか?

では、円高・円安は我々の生活にどう結びついているのでしょうか?

 

例えば、アメリカへの旅行をした時のことを考えてみましょう

 

旅行時は円高・円安どちらで行くべき?

Aさんがアメリカに旅行に行った際、日本円で5万円を持っていったとしましょう

 

旅行に出発する日に1ドル当たり100円で日本円をドルに替えたとします

その場合、

 

・50,000円÷100円/ドル=500ドル

 

500ドルに替えることが出来ました。

 

次に数日後Bさんが同じく5万円を片手にアメリカに旅行に行きました。その際の為替レートは1ドル80円だったとします。その場合旅行に何ドル持っていけるかというと、、

 

50,000円÷80円/ドル=625ドル

 

になりますね。つまり1ドルあたり80円の、(100円の時と比べて)円高の時(円の価値が高い)に旅行に行ったほうが、アメリカで沢山買い物ができてオトクなんです

 

今度はCさんが同じく5万円を片手にアメリカに旅行しました。その時の為替レートは1ドル120円だとします。その場合は、、

 

50,000円÷125円/ドル=400ドル

 

です。実にBさんとCさんでは225ドルも差がついてしまいました。まとめると、

 

旅行にいく場合は、円高(円の価値が高い)の時に行ったほうがいい

 

ということです。

 

今度は企業にはどのような影響があるか考えてみましょう

 

企業には円高・円安はどのような影響があるのか?

円高になると円の価値が上がるので、海外で沢山買い物をすることが出来ます。つまり外国製品が安くなるのですね

 

なので外国製品や外国から原材料を輸入している会社=輸入型企業は安く仕入れることが出来ます

 

安く仕入れる事ができれば、今までと同じ値段で製品を販売すると利益の幅が大きくなりますね。逆に円安になると、仕入れのために今までよりも多くお金を払わなければいけないので、大きな打撃を受けます。まとめると、

 

輸入型企業は、、、

・「円高」になると、仕入れ価格が「低下」し、業績が「上がる」

・「円安」になると、仕入れ価格が「上昇」し、業績が「下がる」

 

ということです。

 

では逆に、海外での販売が中心の会社=輸出型企業ではどうでしょう?

 

為替レートが100円だったときと比べ80円の円高になったとします。

今までは1本1ドルのジュースを販売していた飲料メーカーは、1本売るごとに100円売上が上がっていました

ところが1ドル80円の円高になると、1本売っても80円しか入ってきません。つまり同じ量を販売しても円高になると損になるということですね

 

逆に1ドル120円の円安になったとするとどうでしょう?1本ジュースを売るたびに120円の売上になります。つまり100円で売っていたときよりも20円儲けが増えるわけです。まとめると、

 

輸出型企業は、、、

・「円高」になると、受取代金が「低下」し、業績が「下がる」

・「円安」になると、受取代金が「上昇」し、業績が「上がる」

 

ということがわかりますね。

 

今回のまとめ

今回は、為替とは何か?と円安・円高とは何か?またそれらが消費者や企業に与える影響について調べてみました

円高・円安とは、、、

・円の価値が上がる→ドルの価値が下がる(円高・ドル安)
・円の価値が下がる→ドルの価値が上がる(円安・ドル高)

 

円高・円安が消費者に与える影響は、、、

・旅行にいく場合は、円高(円の価値が高い)の時に行ったほうがいい

 

輸出型企業は、、、

・「円高」になると、受取代金が「低下」し、業績が「下がる」

・「円安」になると、受取代金が「上昇」し、業績が「上がる」

 

輸出型企業は、、、

・「円高」になると、受取代金が「低下」し、業績が「下がる」

・「円安」になると、受取代金が「上昇」し、業績が「上がる」

 

次回は、「外国為替取引の基本」について勉強していきたいと思います。次回もよろしくお願いします!